第62回 テーマ:クリスマス/キーワード:プレゼント

今夜も始まりました「上原多香子のクロース トゥ ユー」。こんばんは、上原多香子です。今週は、様々な資料を元に「クリスマス」について、いろんなお話をしてみたいと思います。今日は「プレゼント」についてのエピソードです。
世界で初めてのクリスマスプレゼントは、東方からやってきた3人の賢者達が、イエスの誕生の際に贈った黄金・乳香(にゅうこう)・没薬(もつやく)の3つ。乳香と没薬は天然樹脂の種類のことで、聖なる香りとして珍重されてきたものだそうです。現在もインセンス(=お香)として、日本で買う事が出来ます。
ところで、昔はプレゼントをツリーに飾っていた、という話を聞きました。リンゴや人形など小さな物を、包装しないまま飾っていたようです。現在のオーナメントの様な感じですね。その後、だんだんプレゼントが大きくなるにつれ、ツリーから外されて、下に置くようになりました。
クリスマスプレゼントと言えば、靴下が付き物ですが、何故サンタクロースは靴下の中にプレゼントを入れるようなったのでしょうか。それには、こんな逸話があります。その昔、3人の貧しい娘達へお金を贈ろうとしたサンタクロースは、金貨を巾着に入れて、煙突から投げ入れました。巾着は、たまたま暖炉のそばで乾かしてた靴下の中に落ち、その話を聞いた人々は、以後、靴下を吊るしてサンタクロースを待つようなったと言われています。
上原多香子のクロース トゥ ユー」、そろそろお別れの時間なりました。また明日お会いしましょう。お相手は上原多香子でした。