第133回 今日の花:忘れな草・青/真実の愛・誠の愛

1日の終わりに、皆さんを花の世界へナビゲ−トします。「上原多香子のクロース トゥ ユー」。こんばんは、上原多香子です。
今日の花、「忘れな草・青」。花言葉は、「真実の愛・誠の愛」。
さて、今日は中世ドイツにある、この忘れな草にまつわる悲しい恋の物語をお話ししましょう。その昔、若き騎士ローランは、数々の戦いで手柄を立てて、故郷に帰ってきました。そして、美しい許嫁、ベルダと一緒にドナウ川のほとりを散歩している時に、川の中程にあった小島に、ベルダの瞳と同じ青い色をした、美しい花が咲いているのを見付けました。ローランは、その花を彼女に飾ろうと思い、川を泳いで小島に渡って、花を摘みました。しかし、花を持って戻る途中で、川の深みにはまり、急流に押し流されてしまったのです。ローランは、必死にもがきながら、花を川岸のベルダに投げて、「私を忘れないで」と叫びながら、ドナウ川の波の中に消えていきました。その後、ベルダは生涯、忘れな草の花束を身に付けていたそうです。
ロマンチックな恋物語。花と恋ってー何か縁がありますよね。
私は、まだ好きな人とか、あのーお花をいただいた事は、ありませんが、いつか素敵な人に、お花をもらえるように、素敵な女性になりたいなーと思います。
上原多香子のクロース トゥ ユー」。お相手は上原多香子でした。