第143回 今日の花:一輪草/追憶

1日の終わりに、皆さんを花の世界へナビゲートします。「上原多香子のクロース トゥ ユー」。こんばんは、上原多香子です。
今日の花、「一輪草」。花言葉は、「追憶」。
キンポウゲ科の、一年生草。春の野草の象徴的な存在として、野山に生える多年草ですが、観賞用にも栽培されていて、切り花として楽しまれる事が多いです。葉は細かく、手のひらのような形に深く裂けていて、初夏には、キクの先端に直径約4cm(センチ)の、白い花を1個だけ付けます。この姿から「一輪草」と名付けられました。他にも、桃色や青紫といった色の花もあります。一輪草は、1つ1つ見ると、ただの素朴な花ですが、群生している姿は見事で、大振りな白い花が風に揺れているのを見るのは、気持ちの良いものです。ちょっと郊外に出れば、けっこう目に付きますよ。
この一輪草だけではなく、たんぽぽや小さいすみれなど、道端にー咲いていますよね。春は、いろんな花が顔を見せてくれる季節です。こんな時期は、私も、あのー通る道ーなどで、コンクリートの隙間から、たんぽぽや、んー、雑草などを見ると『あ、春だなぁ』と感じたりとか、あと、生命力を感じたりします。都会でもね、季節の移り変わりに、気付けたりします。
皆さんも、そうですね、たまにはそういう、雑草にも目を向けてみてください。
上原多香子のクロース トゥ ユー」、そろそろお別れの時間になりました。また、明日お会いしましょう。お相手は、上原多香子でした。