第169回 今日の花:パンジー/平穏・私を思って下さい

1日の終わりに、皆さんを花の世界へナビゲートします。「上原多香子のクロース トゥ ユー」。こんばんは、上原多香子です。
今日の花、「パンジー」。花言葉は「平穏・私を思って下さい」。
三色スミレ」と呼ばれるパンジー。このパンジーとは、フランス語の“Pensee(パンセ)”、「考える」と言う意味で、つぼみが下を向く形が、人が頭を垂れ、物思う姿に似ているところから付けられました。
ドイツにはこんな伝説があります。昔は、パンジーの花には香りがありました。人々は、パンジーの香りを感じると、花を見ようとしてあちらこちら探し回りました。パンジーは、自分の香りのために他の草や花達が人々に踏み付けられるのを見るのが苦痛でした。そこでパンジーは、香りがしなくなるように、神様に祈りました。こうして、パンジーの花の香りは無くなりました。
花言葉の「平穏」が、物語るように、このお話もパンジーの平穏ぶりが伺えますよねー。すごくきっと、優しい…お花なんだと思うんですがー。やっぱりこのー、パンジーとかチューリップとか見ると、なんかやっぱりこう、明るくて色もカラフルだしー、こう華やかな気持ちんなってー、優しい気持ちになれる…花言葉の「平穏」とか、優しいー花のこの伝説からくるように、パンジーにはそういう、なんかちょっと癒しの効果が、あるんじゃないかなーと、思うんですけども。
あの、このパンジーって、摂氏30℃を越えると、成長が止まってしまうらしいんですね。だから、優しいだけあって、お花自体もすごく繊細なんですねー。
皆さん、秋には育てないようにしてください。
上原多香子のクロース トゥ ユー」。お相手は、上原多香子でした。