第177回 今日の花:空木/古風・風情

1日の終わりに、皆さんを花の世界へナビゲートします。「上原多香子のクロース トゥ ユー」。こんばんは、上原多香子です。
今日の花、「空木(うつぎ)」。花言葉は「古風・風情」。
「空っぽ」の「木」と書いて「うつぎ」と読みます。これは、茎の中が空洞んなっているところから、そう呼ばれるようなりました。白くて、小さい花がかたまって咲くこの空木。*1もなるのですが、形は、どんぐりで作った独楽みたいで、とても可愛らしいです。民家の近くにも生え、材質は固く、腐りにくいのが特徴で、箪笥や木箱の釘や、楊子として使われるなど、生活の身近な所にあった植物です。そして、万葉集以来、季節感に富む花として、和歌の中によく登場した植物で、万葉集に読まれた花の数の多さでは、桜に次いで第5位なんだそうです。
とても古風な木で、茎の中が空っぽっていうのは、すごく面白いなぁと思ったんですけどもー。現代ではね、そうそう、名前の挙がる花ではないんですけどー、万葉集では、登場回数5位という人気者だった、みたいですねー。すごい歴史のある花って事、今回初めて知ったんですけどもー。しかも、生活用具として色々使われてたという事でー。花もね、すごい綺麗だしー、んー、やっぱり、この、空木も、白だし、白いお花って、すごい清楚なイメージで、どういうお花でも、なんかこうシンプルで、綺麗だなーと思うんですけども。
今週はね、気付いた方もいると思うんですけども、白い花の、週でしたが、気付いた方はいましたでしょうか。聞き慣れない花も登場しましたけど、興味のある方は、是非調べてみてください。
上原多香子のクロース トゥ ユー」。お相手は上原多香子でした。

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