第202回 今日の花:菩提樹/結ばれる愛・結婚

1日の終わりに、皆さんを花の世界へナビゲートします。「上原多香子のクロース トゥ ユー」。こんばんは、上原多香子です。
今日の花、「菩提樹」。花言葉は、「結ばれる愛・結婚」。
中国原産。初夏の頃に、小さく黄色っぽい、目立たない花が咲きます。菩提樹は、お釈迦様がその下で、悟りを開いた事で有名な木です。その由来から、寺院の庭園などによく植えられています。でも、お釈迦様が実際に悟りを開いたのは、クワ科で熱帯樹の…印度菩提樹という木で、今の菩提樹とは、違うんだそうです。なぜ、間違って伝えられたのでしょうか。
それは、今から800年以上も前に、仏教の禅宗を広めた僧侶が中国に行き、そこに植えられていた菩提樹を、葉の形が印度菩提樹に似ている事から、本物の印度菩提樹だと思って、日本に持ち帰り、「これが菩提樹だ」としていろんなお寺に植えた、という説があるそうです。
このー菩提樹の木の下だったらねー、お釈迦様のように、じっくり自分と向き合えそうな、気がするんですけども。印度菩提樹と普通の菩提樹って、なんか違うんですね。今回初めて知って。写真見ても、私にはちょっとこう、区別がつかないんですけども、すごくいろいろ勉強になりました。
今回ね、お花にまつわるエピソードを探しているとー、ホントいろんな伝説とか宗教とか、なんかいろんなこうー…逸話とかがあって、すごい勉強になったんですけども。
「お花を知る」という事は、なんか「歴史を知る」という事で、すごく勉強になりました。
上原多香子のクロース トゥ ユー」、そろそろお別れの時間になりました。また、来週お会いしましょう。お相手は、上原多香子でした。