第206回 今日の花:ノウゼンカズラ/華のある人生・女性

1日の終わりに、皆さんを花の世界へナビゲートします。「上原多香子のクロース トゥ ユー」。こんばんは、上原多香子です。
今日の花、「ノウゼンカズラ」。花言葉は、「華のある人生・女性」。
ギリシャ神話には、この花にまつわる、こんなお話があります。ノウゼンカズラは、地を這う美しい花でした。松は、ノウゼンカズラの美しい姿を見て、一目惚れをしました。松は、自分の思いを、ノウゼンカズラに打ち明け、プロポーズしました。ノウゼンカズラは松の気持ちに感謝して、すぐに松を受け入れました。そして松に、「私は弱いものです。どうか、あなたの肩を貸してください」と頼みました。松は喜んで、ノウゼンカズラに高くそびえ立つ、たくましい肩を貸しました。その時から、ノウゼンカズラは、松に身を寄せて花を咲かせるようなりました。
蔓性の植物は何かに絡み付いていかないと、生きていけないんですけどもー。そうですね、私がー自分を植物に例えるならぁ、たまには……ノウゼンカズラのように、頼ったり、……時には松のように肩を貸してあげられるような、自分の中で自立した面を持ちつつ、なんか誰かに頼っていたいっていう、ちょっと気まぐれな(微笑)ような要素を持った植物ーじゃないかなーと思うんですけど、そんな植物ってあるのかな?や、ちょっと分からないですけども、あったら私はそういう植物、で、ありたいなぁと思いました。
上原多香子のクロース トゥ ユー」。お相手は、上原多香子でした。