第208回 今日の花:ガマ/慌て者・従順

1日の終わりに、皆さんを花の世界へナビゲートします。「上原多香子のクロース トゥ ユー」。こんばんは、上原多香子です。
今日の花、「ガマ」。花言葉は、「慌て者・従順」。
池や、沼などの、浅い水中に群生して生える植物。1本の穂から出る綿毛には、なんと110万個の種があるそうです。ガマの花粉は、止血や利尿の漢方薬になるのですが、古事記に出てくる有名なあの「因幡の白兎」は、このガマの花粉で、止血して傷を治したそうです。
そんなガマには、こんなエピソードがあります。昔の蒲鉾は、ちくわ と同じで、竹の周りに、魚のすり身を巻いて焼いた物でした。その形が、ガマの穂に似ていたところから「蒲鉾」と名付けられました。ちなみに、現在のように、板の上に乗せるようなったのは、江戸時代からだそうです。
このガマという名前は知らなかったんですけどもね、見た事あるっていう方は多いと思うんですけども。ちょっとね、あの、変わった…形をしているんですけども。フランクフルトのような、茶色い穂がなっているんですけどもー。この穂からなんとね、10万個の種が、出てくる、そうなんですけども、うん、軽い花粉症とか、あと、綿毛症とか、なんかそういうの、になっちゃいそうな、気がするんですけどもー。
ちょっと見かけたら、なんかじっくりこの、フランクフルトのような穂を、なんか観察してみたいなーと思いました。
上原多香子のクロース トゥ ユー」。お相手は、上原多香子でした。