第236回 今日の花:ヘチマ/ひょうきんな

1日の終わりに、皆さんを花の世界へナビゲートします。「上原多香子のクロース トゥ ユー」。こんばんは、上原多香子です。
今日の花、「ヘチマ」。花言葉は、「ひょうきんな」。
ヘチマは、江戸時代に中国から渡来し、最初は、糸のように長く垂れるので、「糸瓜」と呼ばれていましたが、言いにくいので、「ト瓜」と呼ばれるようになりました。「いろはにほへと ちりぬるを」で皆さんもご存知の、“いろは歌”の、「へ」と「ち」の間にあるという言葉遊びから、「ヘチマ」と呼ばれ、そのまま定着したという面白いエピソードがあるんですよ。
ヘチマの若い実は食用になり、また、腐らせてから洗い流して乾燥させ、繊維を取り出したものはタワシとして使われます。
ヘチマと言うと私は、もう、すぐに「食べ物」というか「食用」っていうイメージがあって、沖縄では「ナーベラー」として、味噌煮をしたりとか、あとお味噌汁とし、に入れて食べたりするんですけども。東京でね、その話をすると、「えー?」って、なんかあのータワシ?なんか「垢擦りを食べるのー?」なんて言われたりして。私はすごい逆に、「そんな食べ物を粗末にしちゃいけない」(微笑)とかって、思ったりしたんですけども。
なんか、あのー東京だとなかなかヘチマって、あの、スーパーとかで手に入らないのでー、そうですね、沖縄に行って、なんか、是非皆さんも、ヘチマを食べて欲しいなーと思うんですけども。メニューを見てもたぶん「ヘチマ」とは書いてないので、「ナーベーラー」って言わないと、料理は出てこないと思うので、是非、是非皆さん、ホントに私、このナーベラー美味しくて大好きなので、あのー食べてみてください。
上原多香子のクロース トゥ ユー」。お相手は、上原多香子でした。