第237回 今日の花:ゼンマイ/秘めたる若さ・夢

1日の終わりに、皆さんを花の世界へナビゲートします。「上原多香子のクロース トゥ ユー」。こんばんは、上原多香子です。
今日の花、「ゼンマイ」。花言葉は、「秘めたる若さ・夢」。
うず巻きの若芽を、銭に見立てて、それが回転しているように見えるところから「銭舞(ぜにまい)」と呼ばれ、それが次第に「ゼンマイ」となりました。時計のネジを巻くゼンマイも、この植物の名前から付いたんだそうです。
ゼンマイには、いくつかの種類がありますが、食用に出来るのは2種類。ただし、ワラビやゼンマイは、おそろしく灰汁が強いから、牛や馬も食べないと言われているほどで、そのままでは食べられません。ゼンマイは、ワラビよりも手間がかかり、よく灰汁抜きをした後、手で揉みながら干します。栄養豊富なので、煎じ薬にもなります。
ゼンマイって、やっぱりあのー、山菜として…有名なんですけども、沖縄ーではやっぱり山が少ないので、こういう山菜とかは、なかなか、食べられていないと思うんですね。だから私も東京に、上京して初めてゼンマイは食べたんですけども。ちょっとこうー、私は虫っぽいイメージが、あって、口に入れるまで、ちょっと躊躇しちゃったんですけども。ホント、子供の頃というか初めて食べた時はそんなにー、好き好んで食べて『美味しい』とは思わなかったですけども、今となっては、やっぱり、あの、煮物にしたり、お浸しにしたり、あと山菜そばとかね、あのー季節によってはすごく美味しくて、今は大好きなんですけども。
なんかこう、「灰汁が強くて手間がかかる」ということですが、なんか、自分でちゃんと摘んだものを、灰汁抜きしたりとかして、なんか、食べてみたいなーと思いました。
上原多香子のクロース トゥ ユー」。お相手は、上原多香子でした。