第249回 今日の花:マルメロ/魅力・誘惑

1日の終わりに、皆さんを花の世界へナビゲートします。「上原多香子のクロース トゥ ユー」。こんばんは、上原多香子です。
今日の花、「マルメロ」。花言葉は、「魅力・誘惑」。
中央アジアが原産で、ヨーロッパでは、紀元前の昔から栽培されてきました。マルメロの花は、わずかにピンク色で、開き切ると白く見えます。そして、夏から秋にかけて、洋梨のような形をした実が出来、そのままで食べるよりも、ゼリーや砂糖漬け、ジャムなどに利用され、薬用にもなります。マルメロは、長野県の諏訪地方の特産品で、ここではこのマルメロの事を「カリン」と呼ぶそうなのですが、この2つは、似ていても、本来は別の植物です。
1993年に公開された「マルメロの陽光」という映画があるのですが、これは、アントニオ・ロペス・ガルシアという実在のスペインの画家が、毎年未完に終わるマルメロの木を絵にするまでのドキュメンタリームービーです。
この果物、マルメロという名前を聞いてもピンとこないんですけども。ホントなんかちょっとカリンに似ていて、すごく可愛いお花なんですけども。マルメロっていう名前と、このお花だったリ実だったり、すごくイメージが、ぴったり合っていて、このーアントニオ・ロペス・ガルシアさんという、ね、スペインの画家が、絵にしたくなるのも、分かるなーっていう気がするんですけども。
私がもし、果物、を題材として映画を、撮るとしたら、サクランボを使ってー、なんか初恋とか、ちょっとこう淡い、ピュアな、恋を、撮りますね。
皆さんだったら、どんな果物でどんな映画を撮ってみたいですか?
上原多香子のクロース トゥ ユー」。お相手は、上原多香子でした。