第250回 今日の花:すすき/悔い無き青春

1日の終わりに、皆さんを花の世界へナビゲートします。「上原多香子のクロース トゥ ユー」。こんばんは、上原多香子です。
今日の花、「すすき」。花言葉は、「悔い無き青春」。
秋のお月見に添える花として欠かせない すすき。中秋*1の名月には、収穫物と一緒に供えられますが、これには、収穫物を悪霊から守り、翌年の豊作を祈願する意味があります。すすき は、屋根材の他にも、家畜の飼料などにもよく利用されます。すすき の「すす」は、葉がまっすぐにスクスク立つ事を表しています。春先に、奈良の若草山などで行われる「山焼き」とは、すすき を野焼きする事なのですが、この野焼きをしないと、すすき の草原には、次第に樹木が侵入し、すすき の原として維持する事が出来なくなるので、1年に1度、全部焼き払って、すすき草原を残すようにしているのだそうです。
すすき と言うと「夕暮れ」っていうイメージがあって、なんか懐かしい気持ちになりますよね。「学校帰り」とか、「放課後」とか、そういうイメージがあるんですけども。昔、すすき の穂で、箒とか、作りませんでした?なんか、あのー…フクロウとか。私はよく作って遊んだんですけども。なんかそういうのもあるから、なんか懐かしいイメージがあるのかなぁっと思うんですけど。
中秋の名月で収穫物を、悪霊から守るという意味もあったんですね。初めて、知ったんですけども。お月見には欠かせない すすき ですけども、団子ももちろん欠かせませんね、私は。よく「花より団子」っていう言葉があるように、私は、そうですね、団子は、もちろん!食べますけどもー、お月様に、ウサギがいるかなーって、探したり、するタイプです。
皆さんはどちらですか?
上原多香子のクロース トゥ ユー」。お相手は、上原多香子でした。

*1:旧暦8月15日。2004年は9月28日(火)。