第254回 今日の花:イヌサフラン/頑固・楽しい思い出

1日の終わりに、皆さんを花の世界へナビゲートします。「上原多香子のクロース トゥ ユー」。こんばんは、上原多香子です。
今日の花、「イヌサフラン」。花言葉は、「頑固・楽しい思い出」。
ヨーロッパ原産で、ユリ科の植物、イヌサフラン。このイヌサフランには、猛毒があり、球根や種子に、コルヒチンというアルカロイドを含み、食べると知覚麻痺や、呼吸麻痺を起こします。実際、実を2g食べれば、3時間から6時間後に、死が訪れるそうです。その一方で、この根にはアルカリ性で痛みを止める、コルヒチンが豊富に含まれ、少量を服用すれば、痛風や関節炎、リュウマチの痛みを止めてくれます。
写真を見てみると、すごく可愛いお花で、ちょっとなんかあのー、モヤシのお花みたいなー、なんかこう葉っぱが無いから、お花の時には葉っぱが無いのでー、ちょっと物足りないなーっていう感じが、するんですけども。すごく可愛いくて綺麗な、お花なんですけどねー。
すごく強い毒性を持っていることから、フランス人は「イヌ殺し」と呼んでるそうですね。うん。
でも、この強い毒性があっていても薬になるという、両極端な1面を持つイヌサフランなんですけども。
昨日のー、あの彼岸花は、「悲しい思い出」で、今日の…イヌサフランは「楽しい思い出」という花言葉が、あるんですけども。やっぱりね、私は、私はって言うか、皆さんもそうだ(微笑)と思うんですけども、「楽しい思い出」の方が良いなーと思ったんですけども。
イヌサフラン、このお花、私も見た事無いので、どっこに咲いてるのか分からないんですけども、是非、分かる方は、教えてください。
上原多香子のクロース トゥ ユー」、そろそろお別れの時間になりました。また、明日お会いしましょう。お相手は、上原多香子でした。