第258回 今日の花:オーク/愛国心・自由

1日の終わりに、皆さんを花の世界へナビゲートします。「上原多香子のクロース トゥ ユー」。こんばんは、上原多香子です。
今日の花、「オーク」。花言葉は、「愛国心・自由」。
日本で言うと、楢の木にあたるオークは、イギリスのカントリーサイドに行くと、どこにでも生えている最もポピュラーな木として親しまれています。メープルが「木の女王」とすれば、オークは「木の王様」と言え、成長が遅く、樹齢が長く、1000年以上というのもありますが、だいたい400年から500年というのが平均のようで、イギリスでは長寿の木のシンボルでもあります。
オークの木は、どんぐり の実を付け、鹿・熊・リスなどをはじめとする野生動物たちの大切な食料となっていて、オークの木が多く生息する地域には、野生動物の姿も多く見られます。ヨーロッパのアンティーク家具の代表格と言えば、オーク材なんですけども、深みのある茶色が特徴で、親しみやすい質感がありますよね。
ところでこのオークはですね、あの、大きな木だと1本あたり約5万個の どんぐり が落ちるんですってー。なんか、リスだったら、絶対オークの木に、住むなーと思うんですけども。しかもね、樹齢が長いから、自分が生きてる間には、食料には困らなそうだし。うん。もし、私が小動物でリスであれば、この木の枝のいろんな所に、いっぱい家を作って、迷路のように住みたいなーと、思うんですけども。
このーオークって、あの実際に目にする事もたぶんあると思うので、是非、それ見かけたら、このオークの持つ木の優しさとか、に触れてみてください。
上原多香子のクロース トゥ ユー」、そろそろお別れの時間になりました。また、明日お会いしましょう。お相手は、上原多香子でした。