第260回 今日の花:林檎/選ばれた恋

1日の終わりに、皆さんを花の世界へナビゲートします。「上原多香子のクロース トゥ ユー」。こんばんは、上原多香子です。
今日の花、「林檎」。花言葉は、「選ばれた恋」。
キリスト教の旧聖書に登場する、アダムとイブの有名なお話です。神は、エデンの園に住む、アダムとイブにこう命じました。「どの実を食べても良いが、“善悪を知る、木の実”だけは食べてはいけない」。ところがある日、蛇がイブをそそのかしました。「あれは“知恵の実”だ。食べてごらんよ」。ついにイブは、禁断の実を食べ、イブは、アダムにも食べさせてしまいました。その途端、2人は、お互いが裸である事に気付き、慌てて、無花果(いちじく)の葉で腰の辺りを隠しました。すると神が現れてこう言いました。「お前たちは何をしている。一体どうして裸である事を知ったのだ」。こうしてアダムとイブは、エデンの園を追われ、人類の厳しい旅路が始まりました。
実は聖書には、「木の実」と書いてるだけで「林檎」とは、書いてないらしいですねー。何故林檎になったかと言うと、まぁたくさんいろんな説があるらしいんですが、真実は不明らしいです。ところで日本人がイメージする、「禁断の果実」の林檎というのは、真っ赤な、赤い林檎だと思うんですけども、ヨーロッパではね、青い林檎なんですって。
たぶんみんなも、「絶対にダメ」って言われてると、やるかやらないかはその人の性格として、やってみ、ちゃったりするんじゃないかなーと、思うんですけども。
このアダムとイブのように、禁止されてる事「やっちゃダメ」っていう事やっちゃうと、そうですね、この…アダムとイブのお話のように、楽園から、追い出されてしまうかもしれませんよ。
上原多香子のクロース トゥ ユー」。お相手は、上原多香子でした。