第383回 覚えて欲しい沖縄の言葉/第4位:ヌチドゥタカラ

こんばんは、上原多香子です。
カウントダウン形式でお話ししている「Weekly BEST5」。今週のテーマは「覚えて欲しい沖縄の言葉 BEST5」。
それでは火曜日、第4位の発表です。第4位は、「ヌチドゥタカラ(命どぅ宝)」。
「ヌチドゥタカラ」とは「命は宝であり、最も尊いものですよ」という意味ですね。
これはーこう日常会話、ではないんですけどもー、こう、“ことわざ”みたいなずーっと昔から、古くから伝えられてきた言葉であって、あのー、人間は、食べ物で体を作って生きてるじゃないですか。だから、食事はとても大事よーって、いうー意味、なんですね。だからこのー「ヌチドゥタカラ」という言葉はですね、商品の銘柄になってますねー。うん。
「“ヌチドゥタカラ”だね」っていうのは、なんか、どういう時に使うのかなー。健康食品とかで、「これー、…なんか、体に良いよ」と言う時に、お婆ちゃんが「“ヌチドゥタカラ”だから食べてみなさい」みたいな、風に言ってみたりとか。
常日頃若い子が使う言葉ではないんですけども、知ってると、「わぁ、なんでそんな言葉知ってるの?」って言われるような、とても良い言葉なので、是非覚えて欲しいですね。
あと、こういう沖縄のことわざみたいなものでー、他には、「ワラキータグスィ(笑きぃ腹薬)」っていう。「ワラキータグスィ」とは、あのー、「笑きぃ腹薬(はらぐすり)」って書くんですね。「笑う事はお腹の薬になりますよー」という意味なんですね。
ホントに笑う事はとてもー幸せな事でー、うん、薬になるって言うわれてるぐらい大切な事です。沖縄の人は、あの、長寿の方が多いですが、よく見ると、笑う事が長寿の秘訣になってると言っても、良いですね。
皆さんも、だから日々笑って生きてください。
さて、明日はいよいよ第3位の発表です。お楽しみに。
お相手は、上原多香子でした。