第457回

あー どっか旅行行きたいなー。なんか、アウトドアでバーベキューしたりとか、山登りしたりとか。あ、釣りもやってみたいなー。良いなー。計画してみよっかな。
あ、そろそろ始まっちゃう。急がなきゃ。


上原多香子のクロース トゥ ユー」この番組は、ロート製薬の提供でお送りします。


こんばんは、上原多香子です。学生の皆さんは、そろそろ夏休みですねー。あ、今はちょうどー期末試験とか なのかな?いや終わったのかな?なんかもうちょっと私も、卒業してあまり覚えてないんですが。そうですね、私も夏休みとかってけっこうワクワクして この時期、すごい浮かれてたと思うんですけど。んー。なんかね、夏休みっていうと、宿題を思い出すんですね。いっつもギリギリになって、慌ててやってたなーなんて思いー出すと、んー、なんかこう…『大人になって良かったな(笑)』なんて、思ったり しますねー。ま、でも、夏は、良いですね。皆さんも夏休み、満喫してください。
さて、「上原多香子の クロース トゥ ユー」今夜のメニュー紹介です。
まずは、「多香子プロデュース ストーリー・ボックス」。私が考えた物語を、毎回続編でお話しします。ただし、次の展開のキーワードは、お話の最後にめくる“シチュエーションカード”によって決まります。
今、お話ししているのは「ホラー」。今日はその第3話です。お楽しみに。
続いて「メール紹介」。皆さんから送られてきたメールをご紹介します。
そして「マイ・セレクト」。今の気分でかけたいお気に入りの1曲を紹介。さて、今日は何が出てくるのでしょうか。
というわけで「上原多香子のクロース トゥ ユー」、今夜も最後までよろしくね。


上原多香子のクロース トゥ ユー

〜CM〜

上原多香子のクロース トゥ ユー


さて、ここからは私が考えた物語をお話しする「多香子プロデュース ストーリー・ボックス」です。ただし、次の展開については、毎回いくつか用意されている“シチュエーションカード”をめくり、そこに書いてある設定を mustアイテムとして使う、という企画なんですが、今日お話しするのは、「ホラー」第3話です。
それではここで、先週作った、第2話のあらすじをご紹介しておきましょう。


和子は朝 目を覚ますと、ホテルのベットの上で寝ていた。昨日の出来事を思い出そうとするが、部屋を出た後の記憶が全く無いのだ。心配した由美は礼子と 探しに行くと、和子は階段の上で気を失っていたらしい。
ちょっとすると、支配人の女性も心配して、部屋を訪ねてきた。その女性の話を聞いていると、和子は、ハッと昨日の出来事を思い出した。あの、別人のような女性の姿を。
だが、今、目の前にいる女性は、ニコニコと とても明るく、昨夜とは全く違った。
和子は、その出来事の 何とも言えない奇妙な記憶が、頭から離れないでいた。



というところで前回は“続く”となったわけですが、今夜はその続き、第3話です。
その前に 先週引いた“シチュエーションカード”の、アイテムをここでおさらいしておきましょうね。
まずはですね、「和子に起こった出来事は」というカードだったんですが、……「同じ場所から帰れない」。
そして、「和子の決断」、ですね。これは、「再び、地下に下りる決心をする」でした。
いうことで、今日はこのアイテムをストーリーに盛り込んで、お話ししますよ。


それでは「多香子プロデュース ストーリー・ボックス 〜ホラー〜」第3話の始まりです。


その夜、寝静まった真夜中の部屋で、和子は目を覚ます。悪夢にうなされていたのか、額が 汗でびっしょりだ。喉が乾き、水を買おうとロビーに下りると、微かに、床がきしむような、妙な物音を耳にした。
「こんな時間に、あの人まだ起きてるのかしら」
自動販売機から 水を取り出し、部屋に戻るため、来た道を歩いた。しかし、さっき通った廊下を戻っているのに、自分の部屋が見当たらない。
「おかしいなぁー。どこだっけ」
広いとはいえ、そんな事があり得るだろうか。いくら来た通り戻っても、同じ所を ぐるぐる回っているかのように、部屋を見付けられないのだ。
もう1度引き返そうとしたその時、突然、目の前に、昨夜下りてしまった地下へと通じる階段を見付ける。
え?さっきは無かったはずなのに」
それは、すごく不自然な事だった。すると、さっき聞いた物音が、今度は、はっきりと階段の下から聞こえてきたのだ。
いろんな事に不信感を抱いていた和子は、昨日の出来事を確かめに行くかのように、再び、地下へ下りて行くのだった。



ということでー“続く”なんですがー、……和子は下りて、はたして どうなっていくのでしょうかーというところで。なんかなんか これが、私自身もドキドキしてきましたが、次回使う“シチュエーションカード”のアイテムをー決めたいと思います。そのアイテムはこちらです。
「和子が見たものは」というのと、あと、「キーポイント」という2枚ですねー。
まぁ 色々カードによって話が変わってくるのでね、これは慎重に。じゃあ〜、これで。ジャン♪「和子が見たものは」は、……「首つり」です。「首つり」って書いてます。いやー、突然なんか、ホラーって言うか、ちょっと怖くなってきましたけど、サスペンスっぽいですね、「首つり」って。ま、ちょっと考えますわ。
次はー「キーポイント」ですね。じゃあ〜〜…これ。ジャン♪…「インターネット」。ほーぅ。「インターネット」。そかそか。突然また違うアイテムですねー。
さぁ、次回はこれらを mustアイテムに物語を進めていきますよ。
「多香子プロデュース ストーリー・ボックス 〜ホラー〜」来週もお楽しみに。
それではここで1曲お届けしましょう。Leadで「Summer Madness」。


上原多香子のクロース トゥ ユー
〜CM〜

上原多香子のクロース トゥ ユー


こんなメールをいただきました。
ラジオネーム “ヨシエ”ちゃん。
「多香ちゃん こんにちは。」こんにちは。
「先月22歳になりました。『20歳(はたち)過ぎたら大人』って小ちゃい頃思っていたのに、昔と何にも変わっていない自分。年だけ重ねていってるような気もします。
こんな私も大学4年生になり、1ヶ月 幼稚園で教育実習をしました。今までに実習はしてきてるけど、幼稚園では初めてで、色々不安もいっぱいでした。でも、これから自分なりに精一杯やって、充実した実習が送れるように頑張りたいと思います。
どうか、こんな私に活を入れてください。」

ということですが、“ヨシエ”ちゃーん、お誕生日おめでとうございまーす。そっか22歳かー。私とーだいたい同世代なんですけど、なんか「頑張ってる」っていう、そういうーね、メールをいただけると、すごく嬉しいですねー。やっぱりそのー“ヨシエ”ちゃんの、『もっともっと頑張りたい』っていう気持ちがねー、大切なので、その気持ちをずっと忘れずに、頑張ってくださいね。
幼稚園で教育実習をやってるって事は、将来は、幼稚園の先生に、なれ、なるのかな?まぁー 最初色々何をやるにも……ね、スタートするにも、あのー不安ですから、そこを頑張って乗り越えていかないと、前には行けないので、頑張ってください。
っとね、私もそうですけど、やっぱり20歳(はたち)を過ぎたからって、なんかこう自分が思い描いてた“大人”とは 違うっていうのは、今でも私もそうですね。もう 私は今、1月で23(歳)になって、んー なんか20歳(はたち)から3年経ってるけど、ま、自分が20歳(はたち)を迎えた時と気持ちはそんなに変わってないような気もするし、なんか変わってるような、ま、自分でもまだまだ分かんない 感じなんですが。まぁまぁ毎日(まいんち)毎日頑張って、私も頑張っていくので、“ヨシエ”ちゃんもね、自分にこう自信を持って、とにかく何でも楽しく、あの、明るくやってれば、子供達にもその雰囲気が 伝わると思うし、うん。まずは自分で楽しんで頑張ること、あと笑顔が 大切なので、その気持ちを忘れずに頑張ってくださいね。メールありがとう。
さて、このコーナーでは皆さんからのメールを募集しています。
メールアドレスは、“takako@tfm.co.jp”、“takako@tfm.co.jp”、「上原多香子のクロース トゥ ユー」まで。
普通のお便りから悩み事、恋愛相談、私への質問など、なんでもOKなので、ドンドン送ってきてね。リクエストもお待ちしています。


それではここで、今日の「マイ・セレクト」をお届けしましょう。
SMAP の「Dear WOMAN」なんですが、この曲は、日本女性の応援歌ですよねー。私が出演しているテレビコマーシャル「TSUBAKI」の、テーマソングでも もうお馴染みですが、こう なんかこう自然と笑顔になれる曲です。歌詞を聴いてると、パワーをもらえますよね。
それではお届けしましょう。SMAP で「Dear WOMAN」。


上原多香子のクロース トゥ ユー
〜CM〜

上原多香子のクロース トゥ ユー


そろそろお別れの時間がやってきました。
メールをくれた“ヨシエ”ちゃん、またメールくださいね。素敵な先生になれるように、私も応援してまーす。
さて、この番組では、皆さんからのメールを受け付けています。
メールアドレスは、“takako@tfm.co.jp”、“takako@tfm.co.jp”、「上原多香子のクロース トゥ ユー」まで。
お便りや質問、悩み事や恋愛相談など、どんなお便りでもOKです。「多香子プロデュース ストーリー・ボックス」への感想なども是非送ってくださいね。
そして、私の携帯サイトの方も、チェックしてみてください。
アドレスは、アルファベット小文字で“www.v i s i o n f a c t o r y.jp”、“visionfactory.jp”です。
日頃の私のー画像など、日記もアップしてますので、是非是非チェックしてみてください。
それでは「クロース トゥ ユー」、ラストは私の曲「Ladybug」を聴きながらお別れです。
お相手は、上原多香子でした。また来週。バイバーイ。


上原多香子のクロース トゥ ユー」この番組は、ロート製薬の提供でお送りしました。